たぬきのトコタ

ママとおでかけ

おべんとうをたべながら トコタはママに みたおはなのことを　たのしそうにきかせていました。

そして たべおわるとトコタは。

トコタ｢ママ またおはなみてきていい？｣

と　ママにききました。

ママ｢おはなをおらないように きをつけるのよ。｣

そういうと トコタは またおはなばたけを みてまわりだしました。

しばらく みてあるいていると トコタのあしがとまり しゃがみこみ ママにいいました。

トコタ｢ママー！みつばちが おはなさんを こわしてるから おっぱらうね！｣

するとママは。

ママ｢やめなさい！トコタ！｣

そういうと トコタのよこにしゃがみ いいました。

ママ｢これは こわしてるんじゃないのよ。トコタは トウモロコシすきでたべるわよね。｣

トコタ｢うん。｣

ママ｢それは トコタにとっても トウモロコシにとっても うれしいことなのよ。｣

トコタ｢そうなの？｣

ママ｢トコタは トウモロコシをおいしくたべてあげてうれしわよね。
トウモロコシは トコタにおいしくたべてもらえてうれしいのよ。｣

トコタ｢そっか！｣

ママ｢それといっしょで みつばちさんは おはなのみつを おいしくのんでうれしいの。
そして おはなは みつばちさんに おいしくのんでもらえて うれしいのよ。｣

トコタ｢そっか！ごめんね みつばちさん おはなさん。

みつばちさん いっぱいおいしくのんでね🎵
そして おはなさん みつばちさんに いっぱいのませてあげてね🎵｣

ママは よこでトコタをやさしくみつめていました。

そして トコタとママは ひがくれるまえに いえへかえりました。