俺と桜とカップヌードル

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「何でだよ!」 今までのネガティブな思考は吹き飛び、声を荒げる。 「いえ、ご飯を一粒ずつ食べていたものですから。」 何故声を荒げているのか解らないのだろう。 キョトンとしている。 「普通もっと他に言うことがあるだろう。何でよりにもよってそんなどうでもいいことなんだよ!」 「罵倒して欲しいんですか?」 「俺はそんな変態じゃねえ!」 思わず立ち上がり吠える。 その姿を見たクラスメート達は、心の中で同時にツッコんだ。 (((頭からカップヌードル被ってるやつは、間違いなく変態だ!))) と。
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