391人が本棚に入れています
本棚に追加
隆母『あたしは隆が中学生になったら、銀座に行くわ。隆をしっかりと高校まで行かせるため…その間一人になるけど大丈夫?』
隆『うん。俺頑張るから…だから毎日一回でいぃから、電話欲しい…』
だって正直一人は淋しい…
隆母『隆もまだまだ子供ね。ちゃんと毎日連絡するわ。それに、おばあちゃんに隆の事お願いしたから淋しくないわよ』
隆『えっ…ばぁちゃんに…?』
隆母『そぉよ。隆なら絶対に行かないと思ったから、見てくれるようお願いしたの』
隆『そぉなんだ…良かった』
隆母『言う事聞くのよ?』
隆『うん!じゃ、部屋に行く』
隆母『じゃあ、母さんご飯作ってるわね』
隆『じゃあ、肉じゃががいぃ!』
隆母『はいはい』
母さんの料理久しぶりだ…
俺はやっぱり所詮はガキで…
母さんがいないと淋しいし、いると嬉しくなる。
みんなもこんな気持ちになるのかな…?
部屋のドアを開けると、美優がベッドに横になっていたが起き上がった。
美『あっ、お帰りなさい☆話何だったの?』
隆『うん…あの…美優?』
ふと美優の顔を見れば瞳に涙を溜めている。
最初のコメントを投稿しよう!