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放課後になり教室にいると美優が来た。
美『隆帰ろっ?』
隆『おう』
周りから冷やかされたが、美優は全く気にしてない様子だった。
隆『美優さ、周り気にならないの?』
美『周り?あ~…女子の目が怖いぐらいかな?』
……女子の目?
隆『何で女子の目が怖い?』
美『ほら…隆かっこよくなってモテるようになったじゃない?だから嫉妬みたいなのかな?』
確かに最近告白されたりしたな…
隆『何かされてるのか?』
美『……うぅん』
俺は一瞬の美優の曇った顔を見逃さなかった。
隆『何かされてるんだな?』
美『されてないもん!』
隆『嘘つくな!』
美『嘘じゃないもん!』
隆『だったら俺の目を見て言えよ!?』
美『…………』
美優は俺を見ると瞳に涙を溜めていた。
隆『何された?』
美『みんなに…無視されてるの…』
そぉ言うと美優はポロポロと涙を流した。
隆『そっか…ごめんな』
美優の頭を撫でた。
美『隆が何で謝るの?』
隆『…なんとなく。ほら』
俺は右手を差し出した。
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