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次の日になり、学校に向かった。
『隆おはよ~☆』
今挨拶してきたのは宗形竜二(ムナガタリュウジ)
5年の時に同じクラスになり、すぐに仲良くなった。
隆『おはよ竜二』
竜『隆怖い顔してるけど?』
隆『してないよ』
学校に着くと自分のクラスに行く前に、美優のクラスに向かった。
竜『隆?教室は…』
竜二の声を無視して美優のクラスに入った。
『あっ!篠崎くんだぁ☆』
美優のクラスの女子が騒ぐ。
隆『あのさ、お前ら美優の事を無視してんだろ?』
『……えっ?』
俺がそぉ言うと話し掛けた女子達は複雑な表情を見せた。
竜『えっ?なになに?美優ちゃん無視されてんの?』
話を何も知らない竜二は俺と話し掛けた女子達を交互に見る。
隆『美優の事を苛めないでくれる?美優は悪い事してないし…』
本当は怒鳴りつけたかった。
『だって…』
隆『だって何?美優は俺の大事な子だから。次何かしたら許さないから』
それだけを言って俺は竜二と美優のクラスを後にした。
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