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まず現在の俺の訳わからん状況をみなさんに説明するためには少し昔の話からせねばならないと思う。
その話を聞けば俺のどんまい加減が分かると共に、
「秋斗君も普通の男の子だったのね!?」
「秋斗君が可哀想!!」
「でもそんな秋斗君、可愛いっ!!」
などという読者の感想が画面を通り越して聞こえてくることは代え難い事実であることだろう。
それと「秋斗君」というのはもちろん俺、「秋宮秋斗(あきみやしゅうと)」のことである。
ここで自己紹介をしておくと、好きな季節は名前の通り「秋」である。
……なんだよ!!自己紹介で一番最初に好きな季節を喋っちゃいけないんかコラ!!
などという喧嘩もしたことのない少年Sの強がりはこのくらいにして、もう少しだけ自己紹介を続けようと思う。
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