バレンタインデー

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それが亜美と確信した時、信二は我を忘れて大声で叫んでいた。 「う、うわぁぁぁぁー!」 その声は店内に流れる音楽をも貫き、外まで響いた。 店のすぐ外で店内の様子を見ていたケーキを持ってきた女は、その声を聞くとくすっと笑った。 「なんだってしてやるんだから、私を好きになるまで」 完
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