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外の掲示板に貼ってあったクラス表で自分の名前を確認し、体育館へ入る。
えっと…三組、三組っと…
三組の人たちが座る列を見つけて座る。
―チョンチョン
肩を叩かれ、隣を見る。
「こんにちは」
うわっ、めっちゃ美人!
私はびっくりして、言葉を失う。
可憐な美少女に声をかけられた。
「…こ、こんにはっ」
声が裏返ってしまった。
「クスクス、そんなに緊張することはないわよ…」
美少女はクスクスと笑っている。
「あなた…面白い人ね…
私は帝李衣(ミカドリイ)。
あなたのお名前は?」
「美晴…中村美晴っ」
「美晴っていうの?素敵な名前ね…
ねえ?私とお友達にならない?」
「よ、喜んで!」
「クスクス、元気ねぇ…
私のことは李衣で構わないわ」
「わ、私も美晴で…」
私と李衣は意外と話があい、式が始まるまでしゃべっていた。
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