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「護くんて言うたな?どや、私と一夜過ごさへんか?良い思いさせたるで~♥」
「いや、あの、えっと…」
ビシッ
「あいたっ!」
後ろから部長さんが真奈佳さんの頭を手刀で殴った
「何するんや、美零はん」
「あなたの性格をすっかり忘れていたわ、護くんが嫌がってるから離しなさい」
「嫌や」
「離しなさい」
「嫌や!」
「……離しなさい」
「わかったわかったわ、だから怒らんといてーな💦」
部長さんの言葉が効いたのか真奈佳さんは離してくれた
「探したい資料があるの、あなたも手伝いなさい」
「だから勝手に探せばええやないか」
「こんなに散らかった所、どこに何があるのかあなたしかわからないでしょ」
「ああ、護くん可愛いな~♥」
「……真奈佳?」
「…はぁ、わかったわ。手伝えばええんやろ」
真奈佳さんは文句を言いながら部長さんと何かを探し始めた
「一体何なんですか、あの人は?」
「新聞部の部長で美零ちゃんの親友の御坂真奈佳ちゃんだよ」
「あの人部長だったんですか」
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