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「そんな事できるの?」
「幽霊は私達を仲間にしようとしてるから、手を掴んで来たらそれを狙ってこっちへ引っ張るんだよ♪」
「成る程、けどそれを誰がやるの?」
「僕がやります」
「護くん、無理しなくても良いよ?今度は私がやるよ」
「男としてこの場は任せて下さい。これでも小中学校共にハンドボールやってましたから、けっこう力はある方です」
「うわ、意外!」
「あら、意外ね」
(二人同時に言わなくても…)
「それじゃあ、任せるわ。けど護くん無理をしてはダメよ?」
「もし危なくなったら私も手伝うからね♪」
「お願いしますよ」
「今日はこれで解散よ、夜十時に昨日の場所に集合!」
「はい」
「わかったよ♪」
まさかこんな事になるとは思わなかったが、そんなに気分は悪くない。はたしてあの子を助けられるだろうか……
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