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「まずい!完全に遅刻だ!」
用事が長引いたせいでいつもの集合時間に遅れてしまった
「また何か言われるのかな……はぁ、参ったな」
1棟から4棟まではかなり距離があるので時間が掛かる上に疲れるが、これ以上遅れるとまずいので急いだ
「やっ、やっと着いた💦」
興味本位から行き強制的に入部させられた部活「心霊現象解明部」の部屋の目の前にいる
「遅刻したから何か言われるだろうな……よし!」
小言を言われる覚悟で部室のドアを開けると
「やあ、護くん♪遅刻だよ?」
「あれ?…カスミさんだけですか?」
「うん、美零ちゃんだったらまだ来てないよ」
「そうですか……」
(いつもだったら集合時間には居るのに、何か用事でもあったのかな?)
「そろそろ来ると思うよ。護くんも紅茶飲む?」
「ちょうど喉が渇いてたんですよ、頂きます」
紅茶が入ったティーカップを貰う、部室にある机と同じアンティークのようで高価そうだ
「この紅茶美味しいですね!こんなにも美味しい紅茶飲んだ事ありませんよ」
「そうでしょ~、何せパティちゃんが淹れた紅茶だからね♪」
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