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「パティちゃん?誰ですかその人は?」
質問を続けようした時突然部室のドアが開いた
「遅れてごめんなさい」
スポーツバックを持った部長さんがやって来た。そのバックをいつもの机に置いてイスに座る
「今日は遅かったね、試合長引いたの?」
「ええ、敵チームに全国レベルの選手が何人もいたせいで苦戦したわ」
(試合?…何の事だ?)
「それで試合には勝ったの?」
「当然よ、試合に勝たないと報酬は貰えないもの」
「さすが美零ちゃんだね♪けど余り無茶したらいけないよ?」
「その辺はわきまえているわ」
「あの~、一体何の事です…」
「皆が集まった事だし会議を始めましょ」
無視された。いや、はぐらかされたのかな?
「所で今日は何の会議なんですか?」
「次の心霊現象の場所についての会議よ」
「………」
嫌な予感はしたがまさか予感が当たるとは
「……それで次はどこに行くんですか?」
「次は我が校の七不思議の一つ『屋上への十三階段』よ」
(また厄介そうな所だな……)
「でもこの学校て七不思議があったのですね」
「そだよ♪けどこの学校の七不思議ていわくつきなのばかりだからな~」
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