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何、この人…怖い!
恐ろしくなって踵を返すと、走ってその場を逃げ出した。
お金はいつでも良いとして、明日のバイト…大丈夫だろうか。
後でお母さんから宮司さんに連絡してもらって、不審者に注意して貰わなきゃ…
そんなことを考えながら帰宅する。
古いアパートの階段を上がり、ただいまとドアを開く姿を、鋭い眼差しが見つめていることにも気付かず。
母親の作ってくれていた暖かいシチューを、呑気にパクついていたのだった。
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