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士朗「なぁ凜(結婚してからはこう呼んでいる)。直死の魔眼ってなんだ?」
凜「ちゃんと勉強しなさいよね。直死の魔眼は魔眼の1種で、万物の死が線や点になって見えるのよ。間違いなく最強の部類に入る魔眼で、魔術師なら喉から手が出るほどほしがるわよ。」
肩で息をする位まで興奮しながら説明する。
士朗「へぇ。そんなに凄いんだ。そういえば橙子さん。さっき2人って言ってませんでした。」
橙子「あぁ、そこにいる式もそうなんだよ。」
凜「えぇ!貴女もなの!」
興奮し過ぎて倒れそうになる凜をあわてて支える。
式「そうだがそれがどうかしたか?」
凜「いや、驚いただけ。」
凜(ここにどれだけ化け物が集まってるのよ💧)
式「俺はますますお前と殺り合ってみたくたったぞ。」
志貴「僕はしないよ。」
式「ちぇっ。つまらん。」
士朗「あー。そろそろ行かないか?このままじゃらちかあなそうだし。」
凜「行くって何処によ。」
士朗「昼食たよ。」
凜「あっ……。(グー)」
凜はお腹が鳴り、赤面してうつむいたまま歩きだした。
凜「ほっ、ほらっ。さっさと行くわよ。」
そう言いながら、1人速足で歩いて行った。
士朗「志貴達も一緒にどうだ?」
志貴「いいのか?」
士朗「こっちから誘ってるんだからいいに決まってるだろ。沢山作ってあるし、多い方が楽しいだろ。」
志貴達は顔を見合せて、
志貴「それじゃ。お言葉に甘えさせてもらうかな。」
士朗「それじゃ行こうか。」
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