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こうして、志貴たちも一緒に昼食を食べることになり、わいわいがやがやと、皆で話ながら橋の下に向かっているわけだが、こんな大人数、しかも美人が多いということもあって、自然と視線が集まり、そのうちの半分、つまり男からは殺気がひしひしと感じられる。まぁわからなくはないが、やめて欲しいものだ。
そんな中、1人の女の子が何か言いながら走ってくる。
???「おーい。・・・君。待ってってばー。」
僕たち(男子3人)は、一度止まり、走ってくる女の子の方を向いた。
???「やっと止まってくれた。気付くの遅いよ遠野君。」
士郎「志貴知り合いか?」
志貴「あぁ、友達の弓塚さんだ。」
さつき「初めまして、弓塚さつきっていいます。」
士郎「こちらこそ初めまして、衛宮士郎です。」
幹也「黒桐幹也です。」
さつき「ねぇ遠野君、こんな大勢で何してたの?」
志貴「あぁ、これから皆で昼食を食べにいくんだ。弓塚さんこそこんなところで何してたの?」
さつき「私は、遊びに来てただけだよ。そしたら、たまたま遠野君を見つけたから、追いかけてきたの。」
志貴「そうだったのか。それはそうと、もうすっかり陽に当たっても大丈夫なんだな。」
さつき「うん。今はもう大丈夫だよ。」
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