1章 導かれし者達

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士郎視点 聖杯戦争から5年がたち、それほど大きな事件が起こることもなく、平和に暮らしている。ちなみに俺は高校を卒業してすぐに凛と結婚して、幸せな生活をしつつも、二人で魔術協会に入り、日本とロンドンを行ったり来たりしている。そして、たまにバゼットも日本にやって来て、家に泊まっていったりしている。また、普段俺の家には、イリヤと桜が住んでおり、そして親の代わりとして藤ねぇが毎日顔を出している(それを理由に桜の飯をたかりに来ているとかいないとか)。そして今日は、久しぶりに皆で新都に遊びに来ている。 士郎「そろそろお昼だし昼食にしないか?」 凜「そうね。そうしましょう。」 桜「それじぁ橋のところで食べませんか?」 バゼット「私はどこでもかまいませんよ。」 イリヤ「速く行こ~!お腹減っちゃった。」 士郎「そうだな。それじゃいくか。」 こうして昼食を食べに行こうとしたとき、イリヤが何かにきがつき、声をだした。 イリヤ「あっ!橙子だ!」 士郎「知り合いなのか?」 イリヤ「うん。久しぶりに話がしたいから、お昼一緒に食べてもいい?」 士郎「多分大丈夫だと思うぞ。なぁ桜」 桜「はい。今日は先輩と一緒に沢山作りましたから。」 イリヤ「ありがとうお兄ちゃん、桜。」 士郎「ほら、はやく声かけに行くぞ。」 イリヤ「うん。」
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