名言集

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美濃金山城主 森 蘭丸 「すでに 知っていたことは 答えません」 織田信長はあるとき、小姓を集めて言った。 「この刀の鞘に刻み目がいくつあるか 当てたものにこの刀をやる」 皆が数を言うなか、蘭丸だけが答えない。 その理由を訊かれ、蘭丸はこう言った。 「私はその答えを知っています。 それを知らん顔して答えるのは正直とは申せません」 信長は感心して刀を与えた。  
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