噂の転校生

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数分が経った頃教室のドアが開く。 「おう。入って良いぞ」 顔をヒョコっと出し、手招きをした。 それを確認した彼は、教室へと入って行った。 「今日から新しくこのクラスに加わる事になった霧原君だ。 では、霧原君。簡単で良いから自己紹介を頼む。」 「はい。 …今日からこのクラスに入る事になった霧原瑞樹です。 まだ分からない事が有りますが、どうぞ宜しくお願いします」 っと、瑞樹が軽く礼をしたら ヒソヒソ… 「ちょ…彼奴格好良くね//?」 「確かに!!しかも背が高くて顔が整ってて綺麗だし///」 「ハーフぽい感じだよね~」 「あーシてほしいっ!!!!」 などと言ってクラスが騒いでいた。 「静かに! ……えーじゃあ、霧原君。 君の席はあそこね」 窓際の一番後ろを指を差して、瑞樹は指定された席に向かって座った。 キーンコーンカーンコーン… 「…では、まだ校内とか分からない霧原君に親切に教えてあげるようにしろよ? じゃあ、HR終わり」 丁度、終わりのチャイムが鳴り先生は教室から出て行った。 すると同時に瑞樹の隣の席の人が瑞樹に話し掛けた。 ,
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