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場所変わって応接間―…
「高崎、終わったぞ」
「ん、ご苦労様」
応接間には風紀委員長の高崎と副委員長の草野 來唯が居た。
草野は風紀委員の唯一、高崎の事を呼び捨てで呼んでいてタメ口で喋っている。
「にしてもお前は何時になく真面目だよな~」
「…………悪い?」
「いや?別に悪くないけど」
「………ふんっ」
と高崎は渡された書類を眺めた。
すると草野が声を掛けた。
「………あ、そう言えば今日外国から転校生が来たな」
「外国から転校生…?(そうか今日だったか)」
「ああ、俺一瞬遠目で見たけど流石外国で育ったのか、顔立ちが凄い整っててさー
強いて言うなら…美少年?」
「ふーん…それで?」
「高崎~……少しは興味持てよ」
「ふんっ そんなの僕にとってはどうでも良いよ」
「へー
そんな事、言えるかな~」 ニヤニヤ
「………は?」
高崎は再び書類に目を通そうとしたが、草野の言葉で目を此方に向けた。
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