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トモ「希美~
手当てしてや
ごっつ足痛いねん」
希美「もう
あんなに
無理するからでしょ
なんで
すぐに下がらなかったの??」
希美は
トモの足を冷やしながら
質問する
トモ「あたしが
点を取るか
取るきっかけを
起こさないと
あいつらは
上手く自分たちの
サッカーができないやろ
だから
下がるなら
点を取らないとって思ってな
ほっとけないんや
あんな情けない男達は」
希美「ふふっ
母性本能ね」
トモ「なんや
笑う事ないやろ」
希美「ごめんごめん
ねぇ
最後に打ったあのシュートって」
トモ「(*)ダブルマグナムや」
希美「上手くいったんだ」
トモ「当たり前や」
希美「さすが
香野さんね」
トモ「香野さんって呼ぶの
やめてくれへん」
希美「じゃあ
トモちゃんは??」
トモ「照れくさいけど
それでええよ
あたしのほうが
先に部活に入ったし」
(*)ダブルマグナム
当小説のオリジナル技
FWの選手が
ゴールバーへ当てて
ボールを弾いて
そのボールを
もう一人のFWが
合わせて
シュートを放つ事
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