光の降臨

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ハマーを改造した車に三人は乗り込み13地区へと向かった。 「美鈴、詳細を頼む。」 『火災発生時刻は午後五時三十分頃。発火原因は不明。周りの住民の話では何か大きな爆発音があったそうです。』 「雅の可能性もありまんな~」 『もし雅ならば警察では手がおえませんね。』 「お!着きましたで大将。…こりゃまたようけ燃えてはるわ。」 火は周りのビルに燃え広がり大火災へとなっていた。 「ご苦労様です部長。」 『おお三神君。もう我々では手に負えんよ。』 「見たら分かります。警察方は周りの野次馬でも片付けといて下されば結構です。」 『なっ!』 「あとは 我 々 の仕事ですので。」 三神の視線の先には黒い影をとらえていた。 「どうやら発火原因はあの変身薬ジャンキーみたいですね。」 『よし!我々で何とか…』 「邪魔です。役立たずですのでさがって下さい。」 『貴様!若造め!』 「力に年齢は関係ありません。」 「坂田!攻撃をする。準備につけ。」 『はぁ~い。』 坂田の肩には恐ろしそうなマシンガンが担がれていた。 「美鈴は車でサポートに周れ。」 「哀れな者に死の安らぎを。」 三神は銃の引き金を引いた。
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