Paranoia

―予告―

Paranoia

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ある鏡に、捉われた。
一目で動けなくなって、でも目を背けた。
それはアンティークショップでの出来事。
家の一角にその大きな鏡を置いてみると“僕”が見えた。
それは、本当の僕と偽りの僕。

色んな僕。
受け入れることの出来ない本当の僕。
世界を拒絶している僕。
自らを強く強く疵付ける僕。
異常な独占欲を持ち、あの人に固執している僕。