シックス

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心の中でずっと叫んでいた。 助けて、助けてよ・・・さん! 誰に救いを求めたのか、 慣れない戦いと緊張はシックスにその事を忘れさせてしまった。 「しかし何でこんなに悪魔だか何だか知らないけど ウヨウヨいるんだ? こんなのはホラー映画の中だけで充分何だよ、 なっユーイチ?」 振り返るといつの間にかユーイチの姿が消えていた。 「あいつまた一人で・・・ ったくまぁ良いさ、 弾は充分渡してるんだし」 誰かといると気弱な所を見せまいと強がっているが 一人になると急に心細くなって足取りが重くなってきた。 気が付くと袋小路に追い詰められ、 残るマガジンも後残り2つ。
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