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「てかさぁそもそも何者?」
「LEVELをこのワールドから葬り去る為に作られたメンバーだ」
「誰によって?」
「バイ……緋々金さんだ」
次々と質問を繰り出すヒカル。嘘を付いてもバレると猛の直感が告げている。だから出来るだけ正直に猛も雛子も答えることにした。
「スイッチってなに?」
「スイッチは……神経をいじって俺らを強くする裏技」
当たり障りのない答え。
「てかさぁ、そんなことを聞いてる訳じゃないよね?」
ヒカルはすぐに見抜く。
「……曽我部による人格改造プロジェクトです」
「あぁ……あの歴史的破綻人間かぁ……なるほど、ちょっと納得。堂兌のおじさんの旧友らしいけど」
「ドウエツ?」
猛は首を傾げる。
「あぁ、こっちの話だから気にしないで良いよ」
ヒカルは笑って受け流した。
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