CHAPTER3-1 フレンドコンプレックス

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…………………………………… 「頭を強く打っただけだから俺は戦える」 鬼束は戦闘可能なまでに回復。 「黒間君は女性2人を頼みます。奴等の知能なら負傷者を人質に取ることも十分に考えられますから」 「分かった……ごめん」 直哉は女性2人の看護。文字通り、看て護る重要な役である。 そして咲哉、菅原、渦木の3人は迫り来たソレらへと立ち向かっていった。 「あとで一発ぶん殴って下さい、いや、気の済むまで」 咲哉は呟く。 「勿論。そのつもりだ」 そこで渦木はあることに気付く。 「おい!!」 菅原に耳打ち。 「なるほど!! 分かった!!」 菅原のみ方向転換。 その意味を咲哉は一瞬で理解した。
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