新しい出逢い

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雪那は、零真を見て「あぁ」と納得した セツ「コイツは、冬苳零真 冬苳家の長子だ」 ユキ「冬苳?」 セツ「聞いた事無いのか?」 零真は、頭を軽く下げた ユキもフレアも、冬苳という一族を知らないみたいだ それを見ていたカレンが、納得したように カレ「ユキとフレアが、知らなくても当然だ。 紅蓮と紅炎も、知らないし もとい、カリン達が知らない位だしな…………“冬苳一族”は」 フレ「カレンは、知ってるの?」 カレ「あぁ、まぁな 冬苳一族……冬を司り水系等を取り仕切る一族で、その名の表す通り“冬”という特殊能力を宿している一族だ そして、総本家の長男は“言霊”を自在に操り“精神操作”を行える」 クエ「…………凄い一族だな」 カレ「あぁ、だが…もう、ユキとフレア、天空{テンウ}、流河{ナガガワ}、吹雪、狭間{ハザマ}と同じ幻の一族……冬神一族」 ユキ「冬神? 冬苳ではなく?」 グレ「冬苳は、表名だろ」 カレンは、目を伏せなから紅蓮達に説明をした ユキ「で、なんで雪那が彼の事を知っているんだ?」 セツ「それは、言えねぇ 零真との、契約だから」 グレ「そうか」 バツの悪そうな顔をして、顔をそらした雪那 そんな雪那を見て、ユキとフレアは深く聞くのを止めた クエ《雪那にバレたな》 カレ《元々、雪那にバレるのは時間の問題だった。 彼奴は、勘が鋭いからな》 グレ《そうか……しかし、よく冬神一族を連れて来たな》 カレ《あぁ それもそうだが…まさか、時の巫女の実子だったとは》 グレ《予想外、か?》 カレ《あぁ、》 カレン達は、念話をしていた
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