伝説と真実

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クエ「蒼氷……ごめんな? 兄、じゃなくて 本当にごめん」 紅炎は、そう哀しそうに言った ソウ「本当のお兄ちゃんじゃなくても、紅炎は私のお兄ちゃんだよ? 紅炎と紅蓮が双子なら、2人は私のお兄ちゃんになるよね?」 クエ&クエ「「えっ?」」 ソウ「だって、紅炎は私の双子の“お兄ちゃん”なんだよ? 紅炎と紅蓮は、双子なんでしょ? だったら、紅蓮も私の“お兄ちゃん”って、ことになるんだから2人は、私の“お兄ちゃん”だよ」 蒼氷の言葉に、紅炎と紅蓮は瞳を点にした だが、理解できたのか次第に嬉しそうに顔を歪めた そして、蒼氷を抱き締めた
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