5人が本棚に入れています
本棚に追加
「つまり……何だ?見逃してやるからとっとと帰りなってか?」
「話が分かるじゃねぇかよ!そういうこった」
「そうか、なら死ね」
「は――
パンッ
無機質な音がただ広く鳴り響いた。
黒い拳銃、デザートイーグル。
総弾数は七発の、五十口径弾だ。
「……あ、兄貴?」
仲間の一人が呟く。
唖然として、戦意消失と言ったところか。
ま、容赦はしないけどさ。
「て、てめぇ……」
パンッ――パァンッ
「すまないな。興味がない」
淡々と全員を撃ち抜く。
……例え、どんなに強い魔法使いであっても詠唱を必要とする以上、古代兵器である銃には勝てない。
.
最初のコメントを投稿しよう!