3日

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…前言撤回 少しでも味方だと思った俺が馬鹿だった、もうまじ馬鹿だっ! 「淳!お前って奴はっ、やっぱヨッキューフマンだったんだね!?」 「ちげーよバカヤローっ」 「淳くん、そう隠さなくてもいいって…お兄ちゃんになんでも話しなさい」 「別に隠してもいないし見てもないって!てかどこに話す必要があんだよっ」 「で、いつ押し倒すの?」 「何を押し倒すの?サボテンに張り手かますの?」 「いやいや、押し倒す云々の話じゃないから」 しかもサボテンに張り手かましたらヤバイって 普通に理解しろよっ 「お兄ちゃんはね、心配してるんだよ」 「…お兄ちゃん」 「おい、お前の兄貴じゃねぇよ」 「淳くん、好きな子ばっか追いかけて一途なのは分かるけど…早くしないと奪われちゃうよ?」 「…淳好きな子いたの?!誰々、おせーてよっ」 「ばっ、何言ってんだよこのクソ兄貴っ」 「「あ、顔が赤くなった」」 ―3日.だって人間だもの― (淳、誰が好きなの!?) (お、お前に教えねえよっ(お前が好きだとか兄貴の前じゃ言えねぇ…)) (僕、淳くんの好きな子知ってるよ?) ((へ?)) (ちょ、みっちゃん教えてっ) (なっ、絶対言うんじゃねぇぞっ!) (あのね、) (うんうんっ) (ばっ、) (向かいの家の犬) ((…)) (名前はマリーっていってね、綺麗な毛並みのゴールデンレトリバーだよ。淳くんってば毎日学校行く前に見つめちゃってるんだからっ) (淳ってば犬好きなの?でも私は猫派だよっ!) (はぁ…(なんか焦って損した気分…)) ‐‐ いつまでひめはじめ引きずるんだよって話ですね そしてタイトルと内容が上手く噛み合わないというミステリー…私の身になにがあった!? …とか冗談はさておき ここまで読んでくださりありがとうございましたっ ちなみにひめはじめはここまで、次から出さないつもりです← 2010.01.03
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