6日

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今日は久しぶりに外で遊ぶ事にした 正月だからって家でゴロゴロしてたら体が怠けるからな そして遊び相手は勿論… 「じゅんじゅん、そこに突っ立ってないで早く雪だるま作ろうよっ」 …ご近所でありお隣でもあり、幼なじみでもある春樹だ てかまた雪だるまかよ この間も人ん家の前で2つも作ってたというのに… おかげで兄貴が急いで家を出たときに上手い事正面衝突した …ちなみに今日の朝の出来事だ 「じゅんじゅーん!」 「はぁ…分かったけどよぉ、なんだよそのあだ名は」 「え?じゅんじゅんってなんか可愛くない?」 いやいや、男に可愛さを求めるなっ 俺は常にお前の前ではかっこよくいたいわけで…って俺いきなり何考えてんだ?やっぱ日頃疲れが溜まりすぎたせいなのか… 「でもさぁ今日はお兄ちゃんもみっちゃんも無理矢理引っ張って来ればよかったのに…淳のせいで…」 「あのな、二人共俺達より宿題多いし仕方ないだろ…てか俺のせいじゃねえよ!」 「だってあの時…」 『みっちゃんとお兄ちゃーん!今日暇してる?あ、暇だよねっ』 『…』 『あ、春樹ちゃんだ』 『あんね、今日淳と近くの広場で遊ぶんだけど…今から行こうっ』 『あはは、僕達行くこと決定済み?』 『……春樹』 『んー?』 『…今日は無理だ』 『んなっ!?な、なんでっ!』 『今日はね、図書館で宿題やる予定でさぁ』 『……家だと春樹と充が邪魔するからな』 『そんな事っ』 『…ないとは言い切れないだろ』 『うぐっ…和哉くん酷いなっ』 『えーっ、だって昨日約束したじゃんっ!!…明日遊ぼう?うんいいぞっ…って!』 『それは夢だ。寝言で言ってただろう』 『…みっちゃんだけでも道連れにしてやるんだっ』 『うわ…春樹ちゃん!?』 『馬鹿春樹っ』 『いっ…痛いぞ淳!頭に雪玉投げるとは卑怯なりっ』 『いやいや、お前が兄貴達の邪魔してるのが悪いんだって』 『淳…』 『あ、和哉こんちは。俺が春樹を掴んでる間に早く行って下さい』 『…任せた』 『ちょっ、淳の薄情物っ…みっちゃーんっ』 『ご、ごめんね春樹ちゃん…後でケーキ買ってくるからね』 『いいから早く行った方がいいぞ、和哉さんもう出ていったし』 『えっ、ちょっ和哉くんまっ……うぎゃぁぁぁっ!』 『…ぶつかったな』 『ゴシュウショーサマだ』
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