突然の訪問者

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『…と言うわけで近々家に来るから…』 「いま目の前にいるけど」 『うっそ!早くね?チョベリバなんだけど。いやむしろチョベリグじゃね?…ま、がんばってねー…』 そう言って電話を切られた。 チョベリグとかチョベリバって…死語だろ… どんだけ昔大好きなんだよ。 「お話は終わりましたの?」 「あ、はい。すいませんね、見苦しい所を見せてしまって。」 頭を掻きながら言う。 「いえ~、そんなことないわ。あら~、まだこの子達の紹介もまだでしたのね~。ほら、自己紹介しなさ~い。」 愛さんが相変わらずほんわかする、悪くいうと間の抜けたしゃべり方をしながら言う。 「えっと、じゃあ僕からいくね!僕の名前は沙耶(さや)だよ。好きなのは甘いもので嫌いなのは辛いものだよ。」
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