突然の訪問者

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そう言ったのは、愛さんの右隣に座っていた女の子だ。 髪型は茶髪のショートカットで目はパッチリの二重、口は猫口で、今にも髭と八重歯がニョキッと出てきそうだ。 身長は155くらいで体型はは少し細め。 あと、僕っ子。 年は…多分中学生だろう。 「沙耶ちゃんって言ったっけ。何歳?」 「17だよ!」 タメでした。 「タメかよ。つか辛いもの嫌いって…ぷっ」 「あー!今馬鹿にしたな!僕だって最近は辛いの大丈夫になってきたんだからね!この間なんてカレーの甘口食べれたんだからね!」 腰に手をあて、エッヘンと威張りながら言う沙耶。 「辛さの「か」の字もねーだろ。」 「そんなことないもん!いつもは砂糖入れて食べてたんだから!」 砂糖入りのカレー… うえぇ…想像したら気持ち悪くなってきた。 「次…いい…?……名前は美弥(みや)……喋るの…苦手……しゅぐ…すぐに噛んじゃう……猫鳴く…すき……犬吠える…きらい…。」
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