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こいつは…何という態度をとるんだ。
お茶の代わりに小便でも入れておけばよかったかな…
しかし俺は心が広い…次お茶を足すときに涎を混ぜるくらいで許してやろう。
「あの…」
「優一さん、妹から何も聞いてないの~?」
はやくこの意味が分からない状況をどうにかしたかったため話をきり出そうとすると、保護者らしき女性が唇に人差し指を当てながら首を傾げ、言った。
不覚にも少しドキッとしてしまった自分がいる。
…って妹?
「俺には妹いないけど?」
「あらあら、面白い冗談ね~。」
冗談を言ってるつもりは無いんだけどな…
「あら、そう言えば紹介がまだでしたのね。」
手をポンと叩きながら言った
「私の名前は相沢愛(あいざわあい)あなたのお母さんの姉よ。」
後ろから読んでもあいざわあい…面白いな…
「…って母さんの姉?似てなさすぎるだろ。しかも母さんの名前藍(あい)だぞ?姉妹で名前が一緒って…」
もう洒落でつけたとしか言えないよな。うん。
「それは…たしか父が洒落でつけたって言ってたかしら~。」
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