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「ほらほら土方さん、ウチの組の誰かとゴロツキさんがやらかしてるみたいですよ。ビシッと鬼の副長として一喝してやりましょう!!」
グイグイと沖田が土方の腕を引っ張るが、土方は動こうとしない。
「鬼の副長なんてつけたのは何処のどいつだってんだ、ったく………俺ァ食後すぐ動きたかねえんだよ~」
「ええい面倒臭い人だな!!行くんです!!」
「ウチの組の奴がいるなら、そいつに任せりゃあいいじゃねえか」
うっとおしそうに沖田の腕を振り払った時だった。
「うはwwwwwwwwwwお侍さんお侍さんwwwwwwwその刀拝見したく候wwwwwwww貸してほしいで候wwwwwwwww」
「なんじゃこの餓鬼ィ!!汚い手で触…うわっうわああぁぁぁぁ!!!!」
聞いたことの無い声と男の断絶魔に、土方と沖田は絶句した。
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