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ハハがまだ、短大を卒業して、一年たったころ。
当時付き合っていた年下のチチくん。
髪は金髪、現役専門学生のいかにも若者らしい風貌だった。(当時は)
ハハも、某エステサロンの託児所で保育士をしていたが、 実家でぬくぬくと過ごし面倒をみてもらう毎日であった。
そんなある日、それは突然やってきた。
久々にチチくんとランチに出かけたハハ。
いつもは好物のドリアが、口に合わない。
「ん?なんか気持ちわり。なんでだ?」
「まさか、出来てんじゃないよねー?」とチチくん。
「…。」
きてねー。そういえば。
まあ胃の調子が悪いのかな?
あと一ヶ月したら検査すっか?
…とその場は深く考えず。
いま考えるとそれが始まりなのでした。
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