魔武器と使い魔

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グラウンドに集合するとジンが待っていた ジン「先ずは使い魔召喚からだ」 ジンが地面に陣を描く ジン「では、使い魔について~、面倒だからライ、お前説明しろ」 いいのかそれで!? ライ「………、使い魔とはこれからのパートナーとなる存在で、大きく分けて下級、中級、上級、さらにマスター級がある。下級では主に動物系、中級では動物系もあるが基本的に知能が高い、上級からはドラコンや天使など、姿を変えるものもいたりする。 召喚については陣に魔力を流し『我が魔力により汝を呼ぶ、召喚者は(名前)』と唱える。契約するには相手に名前をつけること、その後は多分、ジンが石をくれる、それが召喚魔方陣の役割をするのでそこから帰ってもらうか、姿を変えてそのまま連れているかだと思う」 一気に説明してやった ジン「な~んで、俺が教えてないことまで知ってるうえに、俺がしようと思っていた説明までしちゃうかね?」 ジンがかなり不審な目で俺を見る ライ「召喚についての本は十歳の時に読んだからな」 誰にも聞こえないくらいに呟き、めったに見せない笑みに怒りをのせて ライ「何か文句が?」 いかに落ちこぼれと言われようが、この笑顔は怖かったらしく、ジンは礼を言って話しを変えた
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