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ギル「今…何匹、だっ…!?」
一向に減る気配がない魔物達
リア「五十を、越…えた辺りで…数、えるのは…諦めました、わっ!」
サリア「同じ、く」
武器に属性付加し、魔物達を斬り倒しまくる三人
大体半分以下になっている魔物達だが、三人は息も絶え絶えである
ギル「はぁ、はぁ…」
リア「あと、半分…」
「ところがどっこ~い!」
いきなりの男の声
動きが止まる魔物達
ギル「誰だ?」
「誰でも良いでしょ~」
いや、良くない
「それより~もう少し頑張って~頂戴!」
そう言って、プツンと声はしなくなった
ギル「何がもう少し頑張れなんだ?」
リア「ギ、ギル~」
リアの叫びに振り向くと…
ギル「な、何で」
サリア「増…えた」
魔物達は元の多さに戻っていた
そして、また動きだす
これぞ無限地獄
「「「にゃ〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰!!」」」
三人の叫びがむなしく響いた
「さ~て、次はセッちゃんをからかいに行こう」
正体不明のこの男…
魔の手はセツとアルの元へと忍び寄っていた!!
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