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セツ「いい歳した大人がキモいですよ、父さん」
頭を押さえながら、男を睨むセツ
アル「あぁ~」
一人、納得しているアル
「セッちゃーん…何ですぐにばらすかな~」
言いながら、ナイフを投げている父
ヒョイッとかわすセツ
至って普通のやり取り
アル(セツ君の家はこれが普通なのか…)
ちょっと、この家の子供じゃなくて良かったと思ってしまった…
セツの立場は~?
セツ「何をしに来たんです?」
父「からかいに」
セツ「………………」
無言で風波を放ちまくるセツ
アル「セツ!流れ弾がこっちに来てる!!」
避けながら叫ぶ
セツ「良い訓練になりますよ!」
止める気は更々無いようだ
アル「………いい加減にしろ…【荒波】」
水の上級魔法
父も巻き込んで流す
アル「…………………」
「「すみませんでした」」
仁王立ちのアル、正座のセツと父
生徒会長は強し!
アル「親子揃って人を無視しやがって………………っと~いけない、いけない」
何、またヤっちゃった~テヘッ★ みたいな顔してんだよ
アル「こほん、それでセツ君のお父様はセツ君をからかいにいらっしゃったと…」
普通に話進めやがったよ?
ニッコリ笑顔、その裏には仄かに黒い何かが垣間見えた…
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