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ライが拾われて、十二年が過ぎた
多すぎる魔力は雷帝が封印して今は普通より少ないくらいの魔力しかない
しかし、雷帝、そして炎帝は子供には早すぎる戦いと魔法、そして知識を与えた
二人は対魔物組織「ギルド」の最高位3S、世界に十人いるかいないかというレベルの人達である
それぞれ「閃光の雷帝」、「煉爆の炎帝」といった二つ名を持っていて、本名は秘密らしい
そんな二人に育てられたライは十二という若さで二人と同じくらい強くなった
雷帝「ライ、俺達はこれから金華月の任務に行ってくる」
金華月、それは3Sのみで構成されているグループだ
ライ「金華月?それって…」
炎帝「あぁ、魔物、魔族が攻めて来ている、半端ない数だ。心配すんなよ?ちゃっちゃと倒してすぐに帰ってくる」
炎帝がそう言うと二人は軽く行ってくると言って、転移してしまった
二人が出かけてから2日目、どうしようもない嫌な予感に気付いたら二人のいる「果ての国境」まで転移していた
そして目に映ったのは今にも殺されそうな雷帝だった
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