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ライ「電翔雷刃!」
詠唱なしで攻撃を放つ
ただ雷帝が殺されなければいい
雷帝「ライ!?何を!!どうしてここに!?」
いきなり現れたライに驚きの声をあげる
その声を聞いてボロボロの炎帝も現れた
炎帝「ライ!?」
そうしているうちにも敵は迫ってくる
ライ「今はここを抜けるよ」
ライは魔力の入り雑じる戦場で金華月のメンバーの位置を確認する
皆、生きてる!!
ライ「風壁、斥力、転移」
かなり無理をして敵から離れた場所に金華月のメンバー全員を転移させる
「何が…」
「くっ…」
「皆、ボロボロだ」
いきなり跳ばされたが俺をみて皆、納得したようだ
雷帝「ライ、お前どうしてここにいる」
ライ「嫌な予感がした。気付いたら転移していた。」
無表情に言う。
ライは少し怒っていたのだ
ライ「何で死にそうになっているんだ!!」
叫ぶ、金華月のメンバーも雷帝も炎帝も、ライが叫ぶのを初めて見た
雷帝「ごめん、ライ。ありがとう」
雷帝はライを抱きしめる
炎帝「でもな、ここを抜けられたら駄目なんだ。俺達はここを守らないといけない」
炎帝もライの頭を撫でながら言った
その言葉に全員を見ると、眼には決意が宿っている
ライ「…………、じゃあ、俺がやる」
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