着火

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「大丈夫、私は大丈夫だからお下がりなさいアナタたち…さて、新垣さん喉が乾いておりませんか?」 「あぁうん、さっき映画館で飲んでたんだけど残りが無くなっていたんだよね」 あははごめん、さっき真希にぶちまけたやつだよソレ。 つか惜しい事をしたな、佳奈の飲んでいたジュースを真希にぶっかけるなんて。 「まあそうですか、水分補給は大事ですよ、でよろしかったらこちらのお飲み物をいただきますか?」 そう言って美咲はペットボトルに入ったジュースを取り出す。 「え? くれるの? ありがとう美咲さ~ん」 「礼には及び致しません、さぁ早くその我が家特製の媚薬入りジュースを」 本音が出てます美咲嬢。 「………え? なんで媚薬入り?」 佳奈はフタに手をつけながら美咲に問う。 「それは勿論、新垣さんと×××の××合いや××の揉み××などをする為ですよ」 本音が出てます美咲嬢。 鼻血出過ぎ、周りの親衛隊なんて美咲の破廉恥発言に興奮しながらすっ飛んでいる。  
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