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目の前で美咲が吹っ飛んだのを見た佳奈はその場で唖然としている。
美咲を吹っ飛ばした真希を親衛隊共は勿論許す筈がなかった。
「よ、よよよよくも美咲さんを!!」
「ゆ、許さんぞぉぉぉ!」
「お前ら! 美咲さんの仇をうつぞ!」
10人ぐらいの親衛隊共は真希を囲んだ。
まだ急な状況に驚いて固まっている佳奈は私が音速を越えた(気分)速さで連れ出す。
「かかれえぇぇぇ!!」
次の瞬間、一人の親衛隊の掛け声と共に親衛隊が一気に真希に襲いかかった。
しかし真希は親衛隊を次々と交わしながら、一人ずつテコンドーで倒していく。
極○流だけではなく、テコンドーもできるのかあのカレーフェチは。
あっと言う間に親衛隊は倒れていく。
そして親衛隊のリーダーらしき男が残っていた。
あくまでもリーダーらしき男。
「よ、よくも美咲さんだけでなく、親衛隊までも………」
「うふふ、ごめんね~どうしても今日中に食べたいカレー屋があるんだー、手短に終わらすよ♪」
ふふふふふと笑いながら構える真希。
そんなにカレーが大事か?
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