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「はぁっ、はぁっ、はぁ~……」
しばらく走って追いかけてみたが、逃げ足が早いのか見失ってしまった。
俺は立ち止まり膝に手を起き呼吸を整えた。
「あ、アイツら…逃げ足速ぇよ…」
肩を大きく上下しながら呟いた。
「あ゛~~、もう限界…!!!」
俺は叫ぶように言い、歩き始めた。
そうだ、さっきの2人…この街の人間なら知ってる奴もいる………可能性あるよな…よし。
俺は道行く人や、店の人に訪ねて回った。
すると、聞いたほとんどの人がアイツらを知っていた。
センリ、ミラ、トキスという男女3人組で街で見かけない奴の金品を引ったくってるらしい。
そこまで貧困の民がいるとは思えないけどな…
俺は3人の事を聞いた後に居場所を聞くと、丁寧に地図を書いてくれた。
行ってみるか…
地図を片手にさっそく3人のアジト(?)へと向かった。
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