キッカケ

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「お前、本当は暗いやろ」     そう言われ、あたしは笑ってしまった。     「確かに。1人の時はとことんダークかも」   「やっぱりな~、何となく分かる」   「そういうマスターも、暗いでしょー」   「お前程じゃないぞ」     マスターと居ると無理しなくてもいいんだ… そんな感覚になってきた。     プライベートでは会った事無いし、お店の中のマスターしか知らなかったけれど、今、プライベートのマスターと一緒に居る事が嬉しかった。
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