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手足をじたばたさせてみたけど、完全に組み敷かれていて、もう逃げられなかった。
「やめろっ」
叫んでみても、山岸はやめるはずもなかった。
抵抗しても、その度に押さえつけられた。
そのうち、僕の服を強引に脱がした山岸はまだ解れていないソコを無理矢理こじ開けて押し入ってきた。
激痛と共にやって来た嫌悪感。
山岸が動く度に気持ち悪くてたまらないのに、怖くて身体が動かない。
…もう、叫ぶ気力もなかった。
ただ、頭の中に樹の顔が浮かんで…。
それが切なかった。
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