三章

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遙香が惣次郎の妹として育ってから数年の歳月が流れ、 武衛館の門人が数名にも増え惣次郎や遙香の剣士としての腕も一流に登り積めて居たある日の出来事。 みつが庭で洗濯をして居ると遙香を探して居る惣次郎、 今は総司と名前を変えた総司がみつに声を掛けて来た。 姉上‼遙香は何処ですか⁉ 確か今日は剣の稽古の時間だった筈ですが? そう総司が尋ねるとみつは答えた。 おや⁉何時も寄りも稽古は早いのですね? そんなに稽古されなくても稽古は逃げませんよ💧 それに遙香は女の子なのですから😃 と、口を開こうとした直後に武衛館に出入りを許されて居る総司の友人が二人に声を掛けて来た。
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