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<ピーンポーン・・・>
朝、インターホンがなった。
「はーい。」
台所で食器を片付けていた母が玄関に行った。
<ガチャ>
ドアを開けた音がすると、母がリビングに向かって叫んだ。
「美咲~!遊佐君よ~っ!」
リビングにいた美咲は玄関に向かった。
「美咲、おはよ」
「お・・・おはよ。どーしたの?こんな早くに・・・。」
「昨日遅れちゃったし。後は・・・謝りに。」
遊佐は照れ笑いをした。
謝りに・・・?
「美咲のお母さん、昨日はすみませんでした!」
遊佐は美咲の母に向かって頭を下げた。
「えっ?何がっ?」
母はおたおたしている。
「昨日・・・美咲が家に帰るのが遅くなったのは僕のせいで・・・。」
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