影の歴史書「黒い聖戦」策

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神々の魔力はこの世で最強のもの。 それ故、影の勢力は負け続けだった…。 その最大の理由としては、その神々の長「オルフェイド」を初め、 「風神リンラウス」 「水神エンリアウス」 「炎神カヨリクス」 「雷神ラザヴォルス」 「地神レニエイウス」 この各魔力を司る「柱」は倒す事は出来ない。 その力量の持ち主は居ない上に、魔力を司る神を倒せば後を継ぐのは倒した者に成るからである。 魔力を司る事は"神という種族"以外がやろうものならあらゆる力の均衡は崩れて我々を含む全てが絶えるのだ。 未だ謎の"世の理"…によって。 そこで「柱」を封印する器を造り、「柱」の存在を管理する作戦を立案した。 彼ら神々とは互いが生まれた時からの付き合い… 互いの種族の"仕組み"は解明済みだ。器は容易に完成、最強の魔力をも封ずる武具となった。 問題はここからだ。 やはり「柱」を切る力量の持ち主が居ない…。 神々をこの武具で刺す事で封印が出来るのだ…。
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