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少々汚い言い方をすれば、クソ男には興味はない。
『これが男という生き物です』
そんな冒頭文から始まる、男の定義のような男には興味がない。
恵が求めているのは、言わば永遠の愛だ。
出会って間もない時に感じる恋心を、10年、20年後も感じることの出来る、そんな男だ。
一定期間だけの恋はもう飽きた。
いつかは醒めてしまうものなのか…
そんな諦めもあるが、諦めてしまえば、恵の人生はそこで終わってしまう。
妥協はしない。
自分が女である限りは理想を求め続けたい。
そしてそんな理想の男が、チャラチャラとミニメールなど送って来るはずがない。
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