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以上三件のアイテムを、アバターにセットした恵は、思わず感嘆の声を上げた。
子供のように目をキラキラと輝かせ、湧いて来る喜びを我慢出来ぬように笑った。
オタッキーな短パン女は、見違える程の変貌を遂げた。
まるで童話に出てくるお姫様のようだった。
さすが玲子だ、と恵は思った。
自分の趣味を、熟知している。
普段から恵は、肌の露見した服を選ぶことが多い。
別に露出狂なわけではない。
人目を引こうとも思っていない。
ただ自分がセンスを感じる装飾品が、たまたま露出の多いものなのだ。
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